ユウ、ヒロ、ナツの戯言

男3人による戯言、雑記、日誌を散文的に

オナニー相対性理論

アルベルト・アインシュタインが上奏した相対性理論

この理論を深く理解するものは少ないだろう。

 

相対性というのは絶対性の反語である。

観測者がお互いを観測しってあっているときに、自分と相手の状態によって「時空間」が歪むという理論である。例えば、光の速さで進む乗り物があったとき、それを外から眺めている場合、その速度は一定=光の速さである。一方で、その乗り物に乗っている者に流れる時間は遅くなる。乗り物にいる人からは、外の景色はゆっくりと流れる。つまり絶対的な観測ではなく、互いの状況に影響を受ける相対的変異が起こるというわけだ。

 

ホームランを50本打ったから年棒が上がるというのは絶対的観測(評価)

ホームランを50分打ったが、他のメンバーも50本打っているから年棒が上がらない

というのが相対的観測(評価)となる

 

この理論を、アベノチンコ・ハルカスが応用したのがオナニー相対性理論である

 

これまでオナニーは絶対性理論が優勢であった。つまりオナニーは他者との比較や影響を受けない当人にとっての絶対的快楽の追及というのが定説だった。それに対して、アベノチンコ・ハルカスは、1995年の著作「オナクラ起源論」で絶対性を真っ向から否定している。オナクラは当初、自身の自慰行為を異性に観測されるということに重きを置いていた。つまり、絶対的快楽の追及(孤独な快楽)の結果、相対的快楽(観測される興奮)へと昇華しているとハルカスは唱えている。その際に誰に観測されているかによって性的興奮が変異するという実験的検証を重ね、この理論を構築したとされている。

 

しかし、オナクラが観測的サービスから、手淫サービス(手コキ)への変換した事実を踏まえ、再び絶対性理論が優勢となる。

 

その代表的提唱者が、ヒロ・ボーリングヘタ博士である。

 

ヘタは、著作「オナクラはすでにオナクラであらず」の中で、相対的快楽の興奮は一部の人間にしか観測されず、大多数は手淫などによる直接的サービスを求めるという「3次元的快楽回帰論」を提唱した。この提唱は多くの議論を呼び、同時に多くの派生理論を誕生させた。当時の専門誌「でらべっぴん」では、この論争は絶対的理論の勝利で終焉したと書かれてる。

 

その10年後、ナツノチンコ・スカイツリーが専門誌にて発表した「オナニー万有引力の法則」で再び論争が過熱するのだがこれはまた次回に語るとしよう。

 

最後に相対性理論の提唱者であるアルベルト・アインシュタインは晩年にこんな言葉を残している。

 

「この宇宙でもっとも力のあるエネルギーは、愛である」

 

光と重力など宇宙の膨大的エネルギー的解明を続けたアインシュタインが最後にたどり着いた答えが、人間の愛であるということの意味を考えずにはいられない